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インテリアの豆知識㉙~アクセントクロスの選び方~

こんにちは!

本日はアクセントクロスを取り入れてイメージチェンジをはかりたい方に向けて、

どのように取捨選択すれば良いのかをお伝えしたいと思います。

色にフォーカスしているため、今回の壁紙選びでは機能面の話はしません。

新築でもリフォームでもアクセントクロスの選び方、考え方の基本は同じになりますので、

しっかりと抑えるところを知っていただき、お役立ていただければ幸いです!


目次

  1. そもそもアクセントクロスとは?

  2. どんな部屋イメージにしたいのか、イメージ写真を探して保存する

  3. 保存した写真の共通点を認識する

  4. 壁紙メーカーのホームページでサンプルを取り寄せてみる

  5. 壁紙を選ぶ前に知っておくべきこと2点

  6. アクセントクロスを使ったモデルルームのご紹介

  7. まとめ


1.アクセントクロスとは?

部屋の壁紙の一部分を他の壁や天井壁紙と変えて、変化を持たせている壁紙のことです。

一部屋全体の壁を同じ壁紙を使うことが一般的でしたが、昨今では、新築・リフォーム問わず、壁の一部分、

または天井や梁の部分をアクセントクロスにするケースも増えてきました。

 

サンクでセッティングさせていただきましたモデルルームでもアクセントクロスはよく取り入れています。

(正面の壁、ブルーグレーのクロスです)

 

2.どんな部屋にしたいのか、イメージ写真を探して保存する

壁紙はとても多くの種類があるため、いきなりカタログから選ぶのはとても大変です。

まずは自分がどのような空間にしたいのか、具体的にイメージを探す必要があります。

探すためのツールとして役立つのが、ピンタレストやInstagramのアプリです。

わたしは特にピンタレストのアプリが使いやすいので使っています。

検索機能を使って徐々に絞っていくのですが、

最初に好みのイメージがわからないという場合は、

「アクセントクロス」「場所(例えばリビングやトイレ等)」と検索し、

気になった写真をひたすら保存します。

 

3.保存した写真の共通点を認識する

保存した写真が10件くらい溜まったら、もう一度写真を見直してみて、共通点を探します。

柄を取り入れたいのか、色のトーンはどのようなものか。(色のトーンとは明度と彩度の組み合わせで表した色の系統です)

特に色のトーンが合っていないとごちゃつきやすくなりますので、

鮮やかな色が使いたいのか、それともはっきりとしていない落ち着いた色が使いたいのかグループ分けし、

最終的に好みの物を残す、という作業を行います。

ここで重要になることは、家具を全て買い替える場合は考慮しなくて良いのですが、

手持ちの家具を使ってコーディネートしたい場合に、

保存した写真と現状の家具と照らし合わせて、色合いの近い家具が載っている写真を残します。

 

4.壁紙メーカーのホームページでサンプルを取り寄せてみる

次に実際に壁紙サンプルをメーカーさんのホームページから取り寄せてみましょう。

わざわざ取り寄せることは抵抗があるかもしれませんが、

実物を確認することはとても重要です。

パソコン上は質感や色味を正確に把握するには困難です。

パソコン上では、なんとなくのイメージ把握のために確認することにとどめ、

取り寄せて実物を確認することをお勧めします。

大柄のため、サンプルだけではわかりにくい場合は、

メーカーショールームで確認をすることも可能です。

時期によって展示している壁紙が変更する場合があるため、

気になる壁紙クロスがある場合は、事前に電話で確認を取ってからショールームに行く流れだとスムーズです。

 

5.壁紙を選ぶ前に知っておくべきこと2点

サンプルを取り寄せたあとの注意点を2点お伝えします。

①小さな壁紙サンプルは壁一面貼った時よりも色が濃く見えやすいということ

②壁紙を貼る場所によっては、周囲との対比効果で、壁紙の見え方が変わってくるということ

以上2点を知ったうえで、壁紙を選んでみましょう!

 

6.アクセントクロスを使ったモデルルームのご紹介

サンクでセッティングさせていただいたモデルルームのご紹介をします♪

 

【BEFORE】キッズルーム

【AFTER】

照明のイメージと合わせて

ムーミンの柄が入ったクロスを取り入れ、

梁の部分はグレーのクロスを使い、

甘すぎない空間に仕上げています。

 

【BEFORE】寝室

【AFTER】

ヘッドボード側は2色の壁紙を貼り分け、

メリハリを利かせ、シックな空間に仕上げています。

 

ビフォー写真がありませんが、大胆な柄を使った寝室もあります!

【日中バージョン】

【夜バージョン】

 

【BEFORE】洋室(書斎)

【AFTER】

壁紙がまさに見せ場になっています!

同じ家具や小物でも、壁紙が変わると空間が変わることが一目瞭然です。

 

【BEFORE】リビングダイニング

【AFTER】

大胆にイメージチェンジしたくない場合は、

今ブームになっているくすんだ色を取り入れてみるのも一つの手です。

モスグリーンの壁紙を使用しています。

 

ビフォー写真はありませんが、リビングダイニング、こちらもあります!

【日中バージョン】

ブルーグレーの壁紙はさまざまな家具との相性も良く飽きにくいので、

アクセントクロスを取り入れる第一歩としてお勧めです。

【夜バージョン】

 

7.まとめ

今回ご紹介した内容は、実際にクロス選びをする際の

インテリアコーディネーターの仕事の進め方の一例になります。

インテリアにご興味がある方はぜひご自身でも選ぶ作業をトライしてみてください!

そして壁紙クロスを変えたいけれど悩んでいらっしゃる方はサンクにご相談ください♪

インテリアのご相談の他、収納相談、新築、リフォームのご相談も随時承っておりますので

お気軽にご相談くださいね。

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