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スタッフ徒然日記④~大変なときは誰かの手を借りて片付けをはじめてみよう~

日々の生活の中で、どうしても片付けを行えないタイミングがあると思います。

例えば、介護で忙しい、子育てで忙しい、仕事で忙しい、自分自身の体調不良など。

そんな時にどうしても片付けを後回しにしてしまうことは仕方のないことだと思います。

私自身も片付けを行えないタイミングはもちろんあります。

ですが、片付けを行ったあとの清々しさを味わうと、片付けは片付け以上のものを得られると感じます。

例えば、探し物が減って時間短縮になる。物が少ないのでお掃除が楽。

家族それぞれが物の位置を認識して母親や父親の負担が減る。(子供が物の位置を認識している)

カフェにいかなくても家でゆったりとくつろぐことができる。

今はコロナ禍であまりないかもしれませんが、急な来客にも対応できる。等々

少しずつ世界が変わってくることを実感できると思います。

もっと他の方の手を借りてでも片付けをはじめてみてほしいなと感じます。

 

 

先日実家の片付けを行いに行ってきました。

実家は6人暮らし。

80歳目前の両親と、100歳を過ぎた祖母の日々の生活を支えてくれている姉は

毎日家事の他にもたくさんやることがあります。

6人家族が住んでも十分広さを保てる建物ではありますが、

物と向きある時間が持てていないがために、

10年間以上使わなかった物が一部屋を占領していました。

もともと納戸用としての部屋だったとはいえ、6帖ほどあるその部屋は、

もっと使い道があるだろうなと感じます。

久々に触った部屋の隅に置かれた箪笥から、私の小学校卒業証書までが出てきてしまい、

結婚前にすべて整理して家を出て行ったはずが、、、と、

何年もその場所をわたしの持ち物で占領してしまっていたのかと申し訳なく思いました。

片付けをしながら、なぜこんなにも物をため込んでしまったのだろう と、考えが頭をめぐりました。

 

母はとても綺麗好きで、季節が変われば必ず模様替えをする人でしたが、

歳をとってきたこと、病気を患ってから体力は落ち、

片付けまではできなくなってきました。

姉は祖母のサポートと毎日の家事仕事で手一杯。

とても片付けを行う余裕などありません。

少しでも空き時間があれば、自分の体力補給のために休憩をとるなどしてほしいものです。

いつも助けられている家族に少しでも手助けができたらよいなと思い、

実家に自転車で行ける距離のわたしが片付けを行うことにしました。

 

まず片付けの手順ですが

  • 1、ものを全部出してみる。(部屋数があるので、今回は時間の関係上部屋ごとに行いました)
  • 2、所有者の位置を確認する必要があるため、家族ごとに物の仕分けを行う。
  • 3、要るもの(あまり使っていないけれどなくなると困るものも含む)と要らないもの、迷うものを分ける。
  •   ※その際、迷うものは期間を決めて保管する。
  • 4、要らないものは、メルカリなどに出品またはリサイクルショップへ。劣化が激しいものは処分。
  • 5、1~4を行った後に、物を収納していく。
  • 6、年間を通して普段よく使っているものから、出し入れのしやすい場所に。
  •   季節ごとに使っているもの、一年に数回しか使わないものは物の重量によって上段や下段に収めていく。

今回の場合、子供が学校から帰ってくるまでの間に作業を行ったので、

一日では作業を終えることはできませんでした。(正確には1~3までしか今回は完了していません)

あらかじめ片付けのスケジュールを入れ、家族にもそのつもりでいてもらい、

その間は集中して作業を行い、次回は手順4を行う予定です。

手順4のリサイクルショップは、調べた業者さんに来てもらい、

眠っていた着物、バッグ、洋服、アクセサリーなどを手放す予定です。

 

 

物をため込みたくはないのに、なぜかそのような状況になって身動きが取れない方は割と多いのではないかと思います。

そんな時に自分一人で何とかしようとせず、片付け業者さんなど、

他の方の力をおかりして、最初は一気に物を手放すこと、一つの方法だと思います。

ある程度の量までになってから、じっくりとひとつずつ要る要らないの判断をしても良いのです。

 

サンクでも収納相談をはじめて早1年。

一カ所ずつから依頼ができ、日々の生活が快適になったと大変喜ばれています。

相談するのは勇気がいるかもしれませんが、一度ご相談いただくとリピーターになるお客様もいらっしゃいます。

今の自分の空間を快適に。一つずつ試してみてほしいと思います。

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