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サンク井戸端会議 始めます ~洗面所編1~

サンクは現在、主催者2名とスタッフ、全員女性のメンバーです。

私たちはそれぞれの得意分野を生かしながら、生活に密着したプランニングを心掛けています。

メンバー間での日々の会話を通して、サンクの考えをご紹介していきたいと思います!

初回のテーマは『洗面所』について、インテリアコーディネーターMと建築士Yのある日の会話です。

 

Y:最近、洗面所の部分リフォームのご相談をいただくことが多いですね。

M:洗面所は部分リフォームとしてぜひおすすめしたいです!既製の洗面台から造作洗面にしたいというご要望が多いですよね。

Y:既製の洗面台は機能的でいい面もあるのですが、空間に置いた感じが強くなりますよね。造作洗面はオリジナル感が出ますが水はねの心配があるので、同時にタイルのご提案をすることが多いですね。現状お困りのことや普段の洗面所の使い方について、じっくりとヒアリングが必要ですね。

M:先日サンクでリフォームさせていただいたお客様も、ご家族に女性が多く、朝のメイク時間が重なるということ、メイク道具の収納に困っているというお話しがありましたので、そこがポイントでしたね。

Y:確かに家族構成や年齢によって収納するものは変わってきますよね。

M:収納はお客様の性格や得意不得意によってもおすすめする形が変わってきますね。

先日のお客様は洗剤やシャンプーなど水回りのストック品や衣類も洗面所に収納されるということと、ご希望のイメージとして見せて頂いた画像にバスケットを使ったオープンな収納の例が多かったことから、見せる収納でうまくご提案したいなと思いました。それには今あるものを整理して一部は別の場所に移す必要があるかなと思いました。

Y:話を伺うと衣類はすべてが洗面所にある必要はないということになり、別の場所に収納を設けて、洗面所には下着など最低限のものを残すことにしましたよね。

M:これから家族構成が変わることも考え、収納は作り付けのものではなく市販の収納ボックスを置き、カウンター一枚のみ設置するご提案をしました。

収納が不要になればそのスペースに脱衣かごやゴミ箱を置いていただくのも良いかと思います。

その時のことだけではなく5年後、10年後を考えてご提案することが大切ですね。

Y:洗面所の計画では照明も重要ですね。既製の洗面台は照明が付属されていることが多く、お化粧などしやすいように昼白色(※青みがかったさわやかな光色)の照明のことが多いですよね。造作洗面のイメージに合わせておしゃれな照明を選ぶと昼白色の照明が少なく、お化粧がしやすい明るい印象というより、落ち着いた雰囲気になることが多いのではないかと思います。

M:雰囲気を重視したいか、機能面を重視したいかはお客様の年齢や家族構成にもよると思います。最近はSNSでもたくさんの事例が見られるのでイメージも共有しやすいですね。

Y:リフォームの打合せは生活に踏み込んだ内容になるので、普段友達とも話さないようなプライベートな話をすることも多いです。お客様との会話の中で私たちも気づくことが多いので、是非ありのままを話していただきたいですね!

M:洗面所は他にも水栓の種類やタオル掛け、ゴミ箱や脱衣かごの置き場所など…それぞれのお宅によって生活スタイルが違うのでまだまだお話ししたいことはたくさんありますね。造作洗面だけでなく、既存の洗面台でも優秀なものはたくさんありますしね。まだまだ話し切れないので、また次回にしましょう!

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