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インテリアの豆知識⑪~コーディネート編キリムと床~

こんにちは!

本日はキリムと床の配色についてお話ししたいと思います。

キリムとはトルコ語で毛足のない平織りの織物の事を言います。

厚みが薄いこともあり、床に敷くカーペットやラグとしての用途だけでなく、

タペストリーやソファーカバーなど、比較的薄い布製品がよく使われるような用途も多くなっています。

手織りで一つ一つ丁寧に時間をかけて織られ、全く同じものは一つとして存在しません。

昔ながらのキリムは草木染めで染められているようですが、

現在は化学染料で鮮やかな色をつけたものも多くなっているようです。

今回私が注目したところは、キリムと床の配色の関係性です。

どんな床にどんなキリムが合うのか、以下の写真をご覧ください。

 

全て今回の床は木質ですが、

光沢のないマット感のあるタイルでも相性抜群です!

 

①ダークブラウンのキリムにはホワイトなど明るい床がおすすめです!

 

ダークブラウンのキリムはよく言えば落ち着いた雰囲気ですが、

床に濃い色をもってくると、重たすぎてしまうため、

色のコントラストをはっきりとさせることが重要です。

そのようにすることによってかっこよさが引き立ちます。

 

②床明るいブラウン×グレーにオレンジが効いたキリム

ナチュラルで明るい空間に仕上がります。

 

③床ミディアムブラウン×くすんだ色(ブルー、ブラウン、パープルなど)

床の色もくすんでいるブラウンなので、あえてくすみカラーでまとめています。

比較的多く色が使われていますが、くすんでいるという共通点があるので

にぎやか過ぎず、まとまります。

 

④床ダークブラウン×レッドの効いたキリム

ダーク系の床材を使用していても、レッドカラーでパキッと華やかな印象になります。

 

こちらの②~④の比較的はっきりとしたカラーのキリムは

それぞれおすすめの床色と合わせていますが、

実はどの床の色とも相性がよくお使いいただきやすいです。

ただし、②~④のキリムは、キリムそのものがアクセントになるため、

壁やカーテンは床の色と同じウッドか、ホワイトやグレーなどの無彩色でまとめたいものです。

 

いかがでしたでしょうか。

さまざまな色が含まれているインテリア商品を購入する際には、

どの空間に配置するものなのか。

床や壁の色はどうだったのか。

などなど、確認することはたくさんありますが、

相性の良い組み合わせをあらかじめ知っておいて

実際にお店で確認するとスムーズだと思います♪

世界に一つだけの柄、キリム、6月に入荷しましたので

ぜひお手に取ってご覧くださいね。

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